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「モンド社」 のテレビ露出情報

競技用トラックは様々な技術で支えられてきた。紫色の陸上競技用トラックを手掛けたのはイタリアの企業「モンド社」。イタリア北西部に位置する人口約3万人の町・アルバ市で1948年にゴム製品を扱うメーカーとして誕生した。1976年のモントリオールオリンピックで競技用トラックを初めて手掛けて以降、夏のオリンピックでは13大会連続で採用されている。オリンピック競技を専門に報じるメディア「インサイド・ザ・ゲームズ」によるとモンド社が手掛ける競技用トラックの特徴はゴムを使用したクッション性にあるという。選手の足がトラックに着地した際、前に進むエネルギーをできる限り失うことがないよう、表面の下にある反発するゴムの層を大会ごとに改良しているんだそう。そしてモンド社のトラックはこれまでのオリンピックで300もの世界記録更新に貢献してきたと伝えている。今回のパリオリンピックのトラックについてモンド社の関係者は「東京オリンピックのトラックよりもクッション性を改善した」とはなし、反発力を変化させるためゴムにあいている穴のデザインを変更したという。また環境への配慮から石油製品を減らすため細かく砕いた貝殻などをゴムに混ぜて使用。非化石材料は50%以上になっているという、などと伝えた。

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