8月3日、イランから総勢15人の訪問団が広島に到着した。シィルスさん、妻のアシィエさんは2月、息子で7歳のマーカンさんと死別。イラン・ミナブの小学校へ米軍のミサイルが打ち込まれ、 犠牲となった168人の1人。NPO法人、モーストでは戦争で傷ついたイラン市民を平和記念式典に招いてきたという。4日に開かれた映画祭で、ミナブの惨禍を伝える映像が流された。アシィエさんは「今回はミナブなどで起きましたが、他の国で起こる可能性も十分あります」、「みなさんがこのような体験をしないよう協力していきたい」などと挨拶した。夫妻は原爆資料館に足を運び、モーストがひらいた歓迎会では広島の高校生と歓談。6日、平和記念式典に出席し、アシィエさんは「時間とともに広島の方々のように強くなれるでしょう」などと語った。モーストの津谷静子さんは「原爆から乗り越えてきた広島の心がふたりにエールを送ることができれば」などと語った。マーカンさんの遺体は未発見で、靴、衣服のみが見つかっている。夫妻は小学校を原爆ドームのように保存し、平和を訴える場所にしていきたいという。
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