出演者がEUとアメリカの交渉を受けた今週のマーケットについて話した。30%という高い関税は為替市場からするとアメリカの強硬姿勢でEUと中国、中国と日本というところで対米包囲網のような形で自由貿易を推進する話が出てくるかもしれない。そうなるとアメリカが孤立、決済通貨としてドル以外のユーロや人民元のシェアが上がるという思惑から、ドルの基軸体制の揺らぎへの心配が懸念される。今週はドルの動きに注目。中国の和牛輸出再開に向けた動きはあるが、いつ対応を変えるか難しい局面。不確実性の時代で、市場は利下げをすることにより金利も下がると言われているが、利下げ=金利が下がるとは限らないのも”不確実性”。