平安時代には句読点のような符号が存在していたが、読み手側が読みやすくするためや読んだことを示す記録として使用されていた。現在に近い形の句読点になったのは明治時代で、英語やオランダ語など西洋には句読点があり、文学界では読み手がより読みやすく誤解を生じさせないよう句読点を使い試行錯誤したことが影響し、教科書でも使われるようになり一般化していった。LINEなどのチャットツールは吹き出しの囲みが文章の区切りを意味しているため句読点を使わないのが一般的で、句点があることで何故つけているか考えてしまい冷たいなどと捉えてしまうという。マルハラスメントについて、文章を読みやすくするための配慮がハラスメントと受け止められるのは行き過ぎとした上で、世代間ギャップの問題に過ぎないという。「モーニング娘。」や「君の名は。」などにも句点がついている。