ブラックフライデーとは、アメリカの感謝祭翌日の金曜日を指し、クリスマス商戦入りを告げるセールのことを言う。小売業界では、売り上げが年間を通して最も高く黒字になることからついた名前とされる。ファミリーマートでは、対象の揚げ物などを2個買うと、「ファミから」1個を1円で購入できるクーポンがもらえる。ミニストップは「Xフライドポテト」を値段そのままで1.5倍に増量する。イオンは過去最大2000品目がお得になり、ダウンなどの防寒着が最大半額となる。イトーヨーカドーは、今月29日まで週替わりでセールを開催。西友は、食料品・日用品260品目以上を対象に平均9.4%を値下げし、住居用品・衣料品・日用品カテゴリーを10~30%値下げする。ウエルシアは、対象商品購入で、WAONポイントを最大20%還元する。ビックカメラは、ダイソンのヘアドライヤーを1万円オフの2万9900円で販売。パナソニックは電動アシスト自転車を1万2000円オフの8万7800円で販売。ノジマデンキは、12月1日まで、店内商品を最大50%オフ。ヤマダデンキも大幅な現金割引と、最大5万円の割引クーポンを贈呈する。また、JALなど各航空会社もお得なパッケージを用意している。航空アナリストの鳥海さんは「今年はセールの規模が大きく、各社の気合を感じる。狙い目は29日売り出し開始のANAとJALのLCC『ZIPAIR』」と話している。渡辺さんは「ちょっと早いお年玉をもらっちゃう感じですね」などと話した。