韓国・ソウルの繁華街・梨泰院でハロウィーンで集まった若者ら159人が死亡した雑踏事故からきょうで1年。ソウル市内では追悼集会が行われている。遺族は事故から1年経った今も事故の原因が究明されず、誰も責任を取っていないと韓国政府を批判している。遺族は尹錫悦大統領の出席を求めていたが、政府側は追悼集会に野党議員が多数参加し政治色が強いとして出席を見合わせている。きのう、現場周辺は仮装などでハロウィーンを楽しむ人はごく僅かで、犠牲者を追悼する人が訪れていた。一方、警察や行政は人出が予想される場所にフェンスを設置して片側通行を促したり、防犯カメラ映像をAIRで解析するなど31日まで特別警戒を続けることにしている。