アメリカで行われる第96回アカデミー賞ノミネーションが昨夜発表され日本映画3作品がノミネートされる快挙となった。国際長編映画賞には役所広司さんがドイツのヴィム・ヴェンダース監督とダッグを組んだ「PERFECT DAYS」がノミネート。トイレ清掃員の日々を描いたこの映画は役所さんが去年カンヌ国際映画祭で最優秀男優賞を獲得したことを皮切りに世界中の映画祭を席巻。今回オスカー受賞となれば濱口竜介監督のドライブ・マイ・カー以来の受賞となる。山崎貴監督のゴジラ-1.0は日本映画初の視覚効果賞にノミネート、過去スター・ウォーズなどが受賞している。長編アニメーション映画賞にノミネートされたの先日のゴールデングローブ賞で日本映画として初アニメーション映画賞を受賞した宮崎駿監督の「君たちはどう生きるか」。宮崎作品のノミネートは今回で4回目で2003年の千と千尋の神隠し以来21年ぶりの受賞となるか注目。今回の最多ノミネートにはクリストファー・ノーラン監督が原爆開発者の生涯を描いた「オッペンハイマー」で13部門、ヨルゴス・ランティモス監督の「哀れなるものたち」が11部門となっている。授賞式はアメリカロサンゼルスで3月11日開催予定。