TVでた蔵トップ>> キーワード

「ラジオフチューズ」 のテレビ露出情報

東京・府中市にあるコミュニティーFM「ラジオフチューズ」で放送されているのは、刑務所に服役した元受刑者の生の声を届ける刑務所ラジオ。番組を立ち上げ進行役を務めているのが、NPO法人監獄人権センターの塩田祐子さん(49歳)。塩田さんの「出所して初めて食べたのは何ですか?」の問いかけに、「缶コーヒーとたばこ吸いました」と話すのは、薬物の使用で刑務所生活を送っていた元受刑者。社会に出ても差別に苦しみ、再び罪を犯してしまう人を多く見てきたという塩田さんは、元受刑者たちの生の声を届けることで犯罪を減らしたいと、このラジオを始めた。塩田さんは「(元受刑者が)社会復帰で困ったことがあったら、手伝う人が増えると、またさらに犯罪が減るんじゃないか」と話す。全国の受刑者から年間1200件もの手紙相談を受けているという塩田さんは、今、世間を騒がせている“闇バイト”の犯罪についても、人事とは思えないという。塩田さんは「一回ならいいだろうと思って、それでやめられなくなる。誰にでも起きる問題」「(思い描く社会は)次の日の朝、起きるのがつらい人が減ることですかね。ストレスがない社会になればいいなと思う」と話す。

© 2009-2024 WireAction, Inc. All Rights Reserved.