脆弱性が見つかったPHPによる影響は世界各地に広がっている。ロイター通信によると、攻撃を防ぐための予防措置としてこれまでにドイツ・フランス・オランダ・ベルギーなどが政府関連のウェブサイトを一時停止した。こうした中、米クラウドフレア・CEOはこの問題が公表される前から自社のネットワーク上でPHPの脆弱性を悪用しようとする試みが数千件確認され、公表後は数百万件まで急増していることを明かした。今回の脆弱性はAIが見つけたという。AIの進化によって“バグマゲドン”と呼ばれる事態が起き始めていた。バグマゲドンとはソフトウェアのバグと最終戦争を意味するアルマゲドンをかけ合わせた造語でバグの大惨事を表す。AIがかつてない早さと規模でソフトウェアのバグを発見する一方で、修正が間に合わないうちにハッカーが悪用するおそれがある。メリット、デメリットがあるAI。PHP関連の騒動はいつまで続くのか。私たちの生活にどのような影響を及ぼすのか。
