エジプトとガザ地区の境界にあるラファ検問所。2日続けて支援物資がガザ地区へ運び込まれた。トラック十数台分の貴重な物資、国連は1日あたりトラック100台分の支援が必要だとしている。ただ、支援が進む中でもやむことがないイスラエル軍の報復の空爆。ガザ地区にある病院のすぐ近くにも空爆は落ちている。難民キャンプにあるモスクも攻撃の対象になっている。イスラエル軍はモスクや幼稚園などの近くにハマスの攻撃拠点があると主張。ガザ地区南部、空爆で亡くなった家族7人の葬儀が行われた。パレスチナ保健省はガザ地区の死者が4651人だと発表。一方のイスラエル。ハマスの手で殺された人々が弔われた。ハマスにとらわれた人質の解放を求めて、抗議の声が広がり続けている。今月7日、ハマスの襲撃を受けて多くの人が拉致された音楽フェス。この場所にいた23歳の息子を人質にとられた父親が悲痛な思いを訴えた。息子は左腕を切断されたという。イスラム軍によるとガザ地区にとらえられた人質は222人いるという。次の段階にそなえてガザ地区への攻撃を強化すると発表しているイスラエル軍。イギリスBBCによるとイスラエル国防相は地上侵攻について「やぐにやってくる」と話したという。