相場の高騰で資産としても注目されている金。そのリサイクル事業も手掛けている田中貴金属の工場を取材。原料は電気接点用素材のクラッド材、スマートフォン用充電器の端子部分などのほか、金メッキ工場の廃液など。硝酸と塩酸を混ぜた「王水」で溶かして金と不純物を分けると金粉が抽出される。カレー粉のような色合いで、重みもある。高温で加熱したあと、水で冷やすことで金が完成する。1トンのスクラップから200g~300g程度とれるという。
© 2009-2025 WireAction, Inc. All Rights Reserved.