主なデリバリーアプリ利用者数のグラフ(ウーバーイーツ、出前館、menu、Wolt)。THE TIME,LINE会員のコメント紹介。ウーバーイーツをめぐり街の人から配送の遅れや配達員のキャンセルが相次いでいるとの声が。都内のラーメン店を取材。ラーメン二葉・小林代表は「去年の12月の半ばぐらいから配達員がなかなか見つからなくなった」。配達員が依頼を受けないケースが増えているという。廃棄や作り直しを余儀なくされることが増えたため、フードデリバリー商品についてはゆでた麺から生麺に変更したという。なぜ依頼を受けないのか?お笑い芸人・TAIGAはウーバーイーツの配達員として働いている。距離が多く、依頼を見送ることも。10時間で27件の配達をこなし報酬は約1万6000円。TAIGAは「配達の価格が下がって時給2000いっていたが、今で1500円にいかなくなったりした。このままの単価が続くのであれば別の仕事を考えなければというのはある」。他の配達員からも割に合わない依頼が増えているという。UverEatsJapan合同会社は去年12月、配送料の算出システムの一部変更を段階的に開始。今年1月末までに変更を完了。全国で統一していくという。「全国的な配送料の水準に影響を与えるものではない」としている。年末年始にかけ注文需要が配達供給を大きく上回る。一部で遅延やキャンセルが発生したとしている。今後は「安定したサービスをご提供できるようサービスの改善に努めていく」。フードデリバリーに詳しい外食コンサルタント・堀部太一さんは「コロナ禍のピークと比べたら下がっている状況にある。今の高いと言われるフードデリバリーですらまだ安いという状況。配達料金を徐々に減らしていくという流れは続くのではないか」。
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