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「リセッション」 のテレビ露出情報

青木さんはきょうのテーマに「リセッションかゴルディロックスか?カギを握る生産性向上」と挙げ、「これまで公表された経済指標からすると景気は緩やかに減速してきているし、インフレ率も2%までにはまだ距離があるが低下傾向が続いている。マーケットは利上げについてほぼ終了を織り込んでいるが、私もそう考えている。ただ今後の焦点は来年の利下げのタイミングと回数。先物市場は今4回程度が織り込まれているが、一部では来年2%を超えるような利下げ見通しもある。利下げの回数とペースについてはまだまだ不確実性が高いと考えており、高い政策金利から金融機関の貸出スタンスも悪化しているので、景気後退に陥ることで年末にかけて4回の利下げになるのか、景気がソフトランディングとなることで緩やかな金利低下の中での株価上昇、ゴルディロックスに近い状況になるのかというのが注目。1980年以降の利上げの停止後のマーケットの動きに関して、まず10年金利は低下しやすく、株価は上昇し続ける傾向にある。今回特徴的だったケースを挙げており、1995年の時には利上げ停止の後には比較的高金利が続く中でも株価が上昇したケースもあれば、2006年の利上げ停止後はすぐにリーマン・ショックがあり、株価上昇はバブル崩壊によって止まることもある。これらが何が違うのか見極めることが今後重要だと考える」などと話した。
青木さんは「利上げの終了後は株価上昇が継続するケースが多い。上昇が継続するかどうかは実体経済についていけるかどうか。この観点で私が注目しているのは生産性の向上。全要素生産性=企業が労働と資本を1単位投入した際のアウトプットの伸び率を見てみると、1995年の利上げ停止後は96~99年に生産性の上昇が続いていた。つまり株価の上昇と生産性の向上が共存していた。しかし2000年と2006年の利上げ停止後は生産性の伸び率が低下している。これらのケースは株価上昇が継続せず、バブル崩壊=リセッションに繋がってしまった。つまり実体経済が株価上昇についていけなかったケースと考えられる。今回は楽観的に考えている。アメリカでは4つの設備投資のトレンドが生産性向上に繋がってくると考えている。1つは老朽化投資。設備投資は1970年以降上昇し続けており、20年を超えている。深刻な人手不足の中、最新の設備に更新していく需要は多くあるとみている。特に注目しているのはAI関連の投資。AIの市場規模は半導体などのAIのインフラや、AIを使ったサービス・アプリなどを合計したAI関連全体の市場規模は2027年に向け年率61%の成長率で成長すると考えている。さらに3つ目は脱炭素に向けたグリーン化投資。4つ目は経済安全保障の強化。これらの分野は今後成長専業と考えているので、こうした投資も生産性の向上に繋がってくる可能性があると考えている。これらた今後の株価を支えていくんじゃないかと考えている」などと話した。

他にもこんな番組で紹介されています…

2024年8月23日放送 5:45 - 7:05 テレビ東京
モーサテプロの眼
FRBは前を向き先手を打つか?谷さんが解説。谷さんは「心構えとして避けないといけないのは軽薄に一般化すること」「経験豊富な有識者の声に耳を傾けるのが良い」などと話した。谷さんはニューヨーク連銀のダドリー前総裁のコメント&質問を紹介した。谷さんは今のFRBのやり方だと後手に回りやすい、「負のフィードバックループが始まってしまったらもう手遅れになるというアメリカ[…続きを読む]

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