TVでた蔵トップ>> キーワード

「リノベーション・オブ・ザ・イヤー」 のテレビ露出情報

東京23区の新築マンションが1億円を超える住宅価格高騰の中、リノベーションが注目されている。国も期待し、2023年の時点で12.3兆円の市場規模を将来的には20兆円まで引上げる目標を示した。この波に乗ろうと、無印良品を展開する良品計画など異業種からの参入も増えている。リノベーション専門の企業も多く、中でも画期的な取り組みを始めたのが、2011年に設立されたグルーブエージェント。これまでに1300件の実績がある。そして今年、勝負をかける新サービスが「定額制リノベーション」。施行ごとに料金が変動する一般的なやり方ではなく、平米数に応じた料金をあらかじめ提示するというもの。
夜8時、オフィスで1人作業していたのは、定額制リノベの開発責任者・野田歩夢さん。金額や内容について一任されている。定額制リノベでは設備や素材は決められた選択肢から選んでもらう、床材は野田さんが厳選した約60種類の中から、壁紙は1000種類の中から2種類を選べるようにした。野田さんは設計士、現場での経験を生かし約1年かけて素材を選んできた。定額制なので、従来かかっていた見積書の作成期間は必要ない。更に、打ち合わせを5回までにすることで人件費の目処も立てやすい。定額制は可能なのか、4組のモニターを募り検証することになった。
2月、東京・葛飾区。モニターの一組・増田さん一家は、築41年の物件を1400万円で購入した。キッチンも含め1つのスペースにすることで、子どもやペットものびのび過ごせるようにと考えている。定額制とはいえ、自由設計が売り。増田さん一家は大胆に作り変えようとしていた。この日、グルーブエージェントのオフィスが入るビルでは、増田家の内装についての打ち合わせが行われていた。寝室の一部の壁紙を白から青へ、次々と要望を伝えていく増田さん。更に設備にもこだわりがあり、通常のガスコンロではなくプラス4万円で掃除がしやすいタイプにアップグレードした。野田さんが作ったプランには、追加だけでなく減額のオプションも用意しており、料金はひと目でわかるようになっていた。打ち合わせの結果、67平米に対する定額1250万円に加え、オプションなど約50万円。合わせて1300万円の見積もりとなった。
3月、いよいよ工事開始。古い内装や設備が全て解体・撤去されていき、コンクリートがむき出しの状態になった。40年以上経った配管なども全て取り替えるフルリノベーション。野田さんは、今の仕事にやりがいを感じていた。高校生の頃、スペインのサグラダ・ファミリアに憧れたのが設計士を志したきっかけだった。去年、優れたリノベーション物件を対象とした栄誉ある賞で最優秀作品賞を獲得した。工事着工から2か月、増田さん夫婦が進捗を確認しに来た。最後の打ち合わせで変更した壁紙、部屋の良いアクセントになった。更にコンロの横には、油ハネをしても掃除がしやすい光沢のあるタイルが貼られている。着々と進む工事、完成後の暮らしが具体的にイメージできるようになってきた。しかし、部屋のところどころに大きな穴が空いていた。様々な管を通すため、マンションの建設当初から開けられていたものだった。リノベーションする前はパネルが貼られていて見えなかったが、その上に色んな配管が通っていた。解体し配管を移設したことで、穴だけが15個以上残ってしまった。こうした穴が出てくるのは当然だが、今回はその数と大きさが想定外だった。

他にもこんな番組で紹介されています…

2025年5月24日放送 11:59 - 14:00 TBS
王様のブランチ物件リサーチ
住吉駅徒歩6分、岡部ドエル弐番館を紹介。築32年のマンションを今年2月にリノベーションした。エントランスはオートロック付き。リノベーション・オブ・ザ・イヤー審査員特別賞を受賞したお部屋。タイル張りで仕切りのない玄関になっている。間取りは約26帖のワンルームとなっている。1800万円かけて大規模フルリノベーションされている。2001年 宇宙の旅がモチーフになっ[…続きを読む]

© 2009-2025 WireAction, Inc. All Rights Reserved.