富山県上市町では0円空き家バンクという手厚い補助が行われている。空き家の所有者には相続等手続きや不要品の処分に上限各5万円がある。移住者には定額の50万円補助に加え、条件があえば最大400万円の補助を出している。現在は0円物件2件と土地のみの計3件を募集している。小林さんらはお子さんがのびのびしているなどと話した。ふるさと回帰支援センターに寄せられた移住相談件数は5万9276件だったが2023年には6万件近くになっている。
おすすめはお試し0円移住である。群馬県沼田市では沼田市移住促進トライアルハウスがあり、沼田での生活を体験することができる。茨城県日立市ではひたちトライアルステイとして海の見える家を体験できる。沼田ではお家で温泉を入れることができるという。最新の空き家は900万戸あり、大阪府の人口よりも多い。問題視されているのは相続しても使わない空き家で劣化や倒壊の危険がある。空き家は所有している限り固定資産税などお金がかかる。売りたくても希望価格で売れないと管理人税金負担が続く負動産になる。役所から特定空き家に指定され、固定資産税が大幅に増えてしまう。リライトによると突然実家を相続することはありえる。負動産になる前に0円でもいいから家を手放すということも選択肢の1つだとしている。マッチング支援もある。掲載料は0円である。0円とはいえ、贈与税がかかる。もらう側はコストを抑えられるのが魅力的だが知らない問題を抱えたまま譲り受けるリスクもある。