東京地検特捜部の捜査員が東京・港区、北海道・登別市の自民党・堀井学衆議院議員の議員宿舎、地元事務所を強制捜査に入った。北海道9区の有権者に自分の名前を書いた香典を選挙区の有権者に渡した疑いがもたれている。さらに枕花も送った疑いがあり違法寄付の総額は数十万円に上る。自民党・堀井学衆議院議員はスピードスケート元日本代表選手でリレハンメルオリンピックの銅メダリスト。その後、地元北海道から出馬し2012年の衆院選で初当選した。2022年にはかつらを被るイメージチェンジ。内閣府副大臣なども務めた。政治資金パーティー、いわゆる裏金問題で副大臣を辞任。安倍派に所属していた自民党・堀井学衆議院議員は過去5年間で約2200万円の裏金を受け取っていた。裏金事件の責任をとり次の衆院選には出馬しないと表明していた。きょう東京地検特捜部の捜査を受けたことから自民党に離党届を提出、受理された。