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「リン酸カルシウム」 のテレビ露出情報

なぜニッコーの食器は透き通る白を作り出せるのかというと、それを可能にしているのは牛骨灰なのだという。それはボーンチャイナと呼ばれ、18世紀にイギリスで生まれた焼き物の製法である。牛の骨に入っている成分のリン酸カルシウムが光を通すからだという。日本でのボーンチャイナの基準は牛骨灰が30%以上入っている食器だが、ニッコーの場合は牛骨灰が50%近く入っているのでより透けるような白が特徴となっている。ただ大きな問題があり、牛骨灰を入れすぎると柔らかくなって成形しづらいとのこと。そのため手作業が欠かせなくなるが、その食器作りを支えているのはほぼ女性の熟練工であった。ニッコーの食器部門の年間売上げは約20億円であるという。また牛の骨の粉をたくさん入れてるから食器を粉々にして肥料としても使えるとのこと。

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