大雨で冠水したアンダーパスで車が水没し死亡する事故などが相次ぐ中、山口県は県が管理するアンダーパスについて、大雨での冠水が予想される際、事前に通行止めにすることを決めた。事前通行止めの対象となる県管理のアンダーパスは、山口市の小郡地区にある県道山口阿智須宇部線の「東津アンダー」。国は大雨の時にアンダーパスで車が水没する事故が相次いだことから、全国の自治体に安全対策の強化を求めていた。県によると具体的には山口市に「レベル4大雨危険警報」が発表された場合や、1時間あたりの雨量が50ミリに達した場合、警察などが冠水の可能性があると判断した場合のいずれかに該当した際、事前に通行止めにするということだ。国土交通省・山口河川国道事務所によると、県内にはアンダーパスが合わせて36か所あり、市が管理するところでも水位が上昇した時に自動的に入れないようにする設備を導入するなど対策が取られてきている。県は「被害が出ないようにするため事前規制の取り組みに協力をお願いしたい」と話している。
