今週金曜日早朝4時に行われたラグビーW杯第三戦。日本の相手は世界ランクが1つ上で通算対戦成績は大きく負け越している強敵のサモアだ。先制トライは日本だった。前半13分にピーターラブスカフニ選手が長い腕を伸ばして力技でトライ。松田選手のキックも決まり前半は9店リードで終了した。後半に入ってからもキャプテンの姫野選手がピンチの場面でお得意のジャッカル。しかしサモアも黙ってはいない。立て続けにトライを決められ6点差まで詰められる。しかし粘りのディフェンスで凌ぎきり、28対22で激闘を制した。そんなサモア戦で最も注目されたのは、この試合初の先発出場、2つのトライに絡みPOMにも選ばれたベテラン、レメキ ロマノ ラヴァ選手。ニュージーランド出身、19歳で来日し、日本国籍も取得。現在は4人の子どものお父さんだ。日本代表選手の行きつけヘアサロンのTOMさんはレメキ選手について「プライベートではかなりのムードメーカーで皆のことを笑わせたり、楽しくするのが得意な選手。逆らえないのか奥さんの前だと冗談は少なめになる」などと話した。現在日本はプール第3位。一週間後に行われる世界ランク9位の格上アルゼンチン戦に勝てば決勝トーナメントベスト8進出が決まる。