時にはたった1人で6mを超える大波を乗り越え、時にはクジラに衝突するアクシデント。大海原に放り出され身動きが取れなくなることも。世界一過酷といわれるヨットレース「ヴァンデグローブ」に日本人として唯一参加している白石康次郎。2度目の出場となった前回大会、アジア人で初めて完走。3度目となるスタートの1週間前、白石に密着。竜巻の発生や豪雨など近年世界中で頻発している異常気象。予測できない気候のためこれまで以上に危険を伴う。前回大会、海の観測データの調査に協力。今回も調査に協力する予定で、これにより異常気象のメカニズム解析に役立つ。あさって開幕するヴァンデグローブ。スタートとゴールにもなる街、フランス・レサーブルドロンヌには大勢のファンの姿が。白石康次郎は「最後まで諦めないで精一杯走りたい」などとコメント。