奄美大島に現れる大波“ビラ”に挑み続けるプロサーファーの碇山勇生さん。20代でプロサーファーとしてデビューしたが賞金はほとんど稼げなかった。自分にしかできないサーフィンとは何かという問いの果てにたどり着いたのが故郷の大波だった。ビラを生み出すのは奄美周辺に近づく台風。多いと年に10回以上の台風が襲いかかる奄美では、人々に“龍”として恐れられる一方で豊な恵みをもたらす存在でもある。漁師でもある碇山さんは伝統の素潜りで魚を突く。台風のあとは魚が活発に動き、プランクトンも増え魚が集まるという。
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