去年6月に結成されたカーリングチームGRANDIR。メンバーの中心は関東に住む10代20代の若手選手たち。学業や仕事と両立しながら活動している。チームのまとめ役となっているのが石垣真央選手。カーリング界の第一線で活躍してきた。石垣選手は「自分の経験をいかせればなと思うけれどみんなにもっと還元できるように引っ張っていきたい。」などと語った。かつて強豪のチーム富士急で6年間プレーしていた石垣選手。2018年には日本選手権で優勝を果たした。しかしその4年後チームは休部。所属先を失い一時はカーリングをやめることも考えたという。それから金井監督に誘われ現在のチームへ。金井監督はカーリングが余り盛んでない関東でチームを作りたいと考えていた。長い競技経験のある石垣選手だが自分の意見を押し付けるようなことはしていない。フラットな関係が活発な議論を呼びチームの成長に繋がっている。GRANDIRのメンバーは週末ごとに合宿を重ねている。半年で築き上げたチームワークで初めての大舞台に挑む。