大谷が大リーグでは日本選手初となるホームラン王獲得。地元奥州市でも喜びの声が聞かれた。日本郵便からは記念切手などが販売される。大谷は「これまで活躍された偉大な日本選手たちのことを考えると大変恐縮であり光栄なこと」とコメント。これまで大リーグに挑んできた日本人バッターたちもホームラン王のタイトルには届かなかった。高校時代から大リーグを視野に入れていた大谷選手。WBCでは「憧れてしまったら超えられない」と選手たちを鼓舞し、日本のプロ野球で二刀流を実現し大リーグに挑戦して偉業を達成してきた。ホームランを打った後カブト姿で祝福される様子もおなじみのものに。このカブトを制作した会社がある薩摩川内市では同じモデルをふるさと納税の返礼品にしており、寄付額のトップになっているという。ホームランを確信した時に一塁にゆっくり歩く“確信歩き”もファンを魅了。カブレーラ選手は「彼は別世界から来たエイリアン」と評価。少年時代に通っていたというバッティングセンターで大谷は小学生の頃から最速150キロのマシンでバットを振り込んだという。先月右肘の手術を受けた大谷は来シーズンは打者に専念。二刀流は再来年に復活する予定。自身のSNSでは「リハビリから頑張っていきます」と投稿している。