大谷選手の活躍について元メジャーリーガーの井口さんは「ホームランは50本超えると予想していたが、盗塁の方ですよね。今年に関して言うと成功率。私が盗塁王をとったときでも87%くらいだったので、90%超えるというのは相当高い」と話す。今シーズンの大谷選手は盗塁の失敗はわずか4回と成功率が93%以上。高い成功率の秘密は「スタートを切る前」。リード幅が昨年より30センチほど大きく、塁に戻るときは手から。もう1つの進化の理由は「構え」。今シーズンは右足を少し後ろに引いて構えており、これによりスタートがスムーズに切れているという。さらにベンチで度々見られたのがタブレット端末やストップウォッチを手に相手の投球動作を分析する姿。マッカロー一塁コーチは「今シーズンの成績は偶然ではない」と語る。
そしてすでにキャリアハイの53本のホームランを記録したバッティング。今年大リーグが公開を始めたスウィングや打球速度などを詳細に分析したデータから大谷選手のすごさが浮かび上がった。大リーグ全体でバットスイングの速さが上位10人に入る選手を見てみると、大谷選手は8位につけている。この中でバットの芯でボールを捉える能力の指標を比較すると大谷選手はトップだった。スピードと正確さを兼ね備えた極めて質の高いスウィングが今シーズンの進化の土台となっている。日本時間あすからは注目の3連戦。大谷選手が所属する首位・ドジャースとダルビッシュ投手などが所属する2位・パドレスは3ゲーム差での首位攻防戦。これまでの対戦成績をみてみると、パドレスが7勝3敗と勝ち越している。大谷選手も今シーズン、パドレス戦ではホームランを1本しか打っていない。ただ、あすの第1戦に先発予定のパドレス・キング投手は大谷選手がホームランを打った相手。
そしてすでにキャリアハイの53本のホームランを記録したバッティング。今年大リーグが公開を始めたスウィングや打球速度などを詳細に分析したデータから大谷選手のすごさが浮かび上がった。大リーグ全体でバットスイングの速さが上位10人に入る選手を見てみると、大谷選手は8位につけている。この中でバットの芯でボールを捉える能力の指標を比較すると大谷選手はトップだった。スピードと正確さを兼ね備えた極めて質の高いスウィングが今シーズンの進化の土台となっている。日本時間あすからは注目の3連戦。大谷選手が所属する首位・ドジャースとダルビッシュ投手などが所属する2位・パドレスは3ゲーム差での首位攻防戦。これまでの対戦成績をみてみると、パドレスが7勝3敗と勝ち越している。大谷選手も今シーズン、パドレス戦ではホームランを1本しか打っていない。ただ、あすの第1戦に先発予定のパドレス・キング投手は大谷選手がホームランを打った相手。