アメリカで軽油の価格が高どまりする中トランプ大統領は9日ロシアがアメリカなどに軽油を供給することでプーチン大統領と合意したと明らかにし、アメリカ財務省はロシア産の軽油に関する制裁の一部解除を発表。一方でゼレンスキー大統領は「ロシアにより長く戦争を続ける力を与えてしまう」と述べアメリカの対応を非難した。トランプ大統領は10日ホワイトハウスで記者団に対し「ロシアに対して何をしても良いが軽油を精製する施設は攻撃するな」などと話した。また「ロシアは世界の軽油の大部分を担っており農家や牧場主、世界の人々に影響を及ぼすべきではない」として「ウクライナは絶対に攻撃をやめるべきだ」と警告した。その上でトランプ大統領は「(ロシアと)合意できる指導者に代えたほうがいい。ウクライナは新たな大統領を迎える時だ」とゼレンスキー大統領の対応を批判した。こうした中ウクライナ非常事態庁によるとザポリージャ州で10日にかけてロシア軍による住宅などへの攻撃があり子ども3人を含む20人以上が死亡した。ゼレンスキー大統領は10日にSNSで「圧力緩和を都市への爆撃を続けられる意味とロシアが受け止めている証明となった」などと投稿し、アメリカやヨーロッパなどに対し「ロシアの戦争遂行能力を制限することが必要」と改めて訴えた。
