TVでた蔵トップ>> キーワード

「デルムス議員」 のテレビ露出情報

「I Have a Dream」(私には夢がある)と公民権運動の指導者キング牧師が行なった演説からきょうで60年。黒人に対する差別は今もアメリカ社会に根深く残っている。アメリカでは2020年の「ブラック・ライブズ・マター」運動をきっかけに黒人差別に対する謝罪・補償の議論が活発になっている。カリフォルニア州では補償のあり方を議論する特別委員会が最終報告書を提出。特別委員会のメンバーの1人は日系人。弁護士のドナルド・タマキさん。カリフォルニア州が開いた特別委員会の記者会見。9人の委員の中に1人だけ黒人ではない人物がいた。日系3世の弁護士ドナルド・タマキさん。州知事から特別委員会のメンバーに任命された。最終報告書は1100ページにも及び黒人差別が今に続く影響をもたらしている。州による謝罪や補償のあり方などが盛り込まれている。タマキさんが選出された背景には日系人と黒人との歴史が深く関わっていた。タマキさんが暮らすサンフランシスコ。真珠湾攻撃の翌年の1942年、日系人は敵性外国人とみなされ大統領令を根拠に強制収容が開始される。競馬場は有刺鉄線で囲われ日系人の即席の収容施設になった。歴史を伝える石碑には収容された日系人約8000人の名前が刻まれている。そこにはタマキさんの両親の名前もある。父親のミノルさんは地元の名門大学を卒業。収容され式には出られず卒業証書は郵送。収容された日系人に対する補償を求める運動が高まりをみせたのは1970年代以降。弁護士として日系人の名誉回復を目指す裁判に加わった。その過程で欠かせなかったのが黒人による公民権運動だった。日系人は自分たちが受けてきた差別と同じだと気付かされたという。黒人からの連帯の表明もあった。1987年に行われた黒人の下院議員の演説。1988年戦時中に収容された日系人への補償が実現。タマキさんの母親のもとにも大統領からの謝罪文と2万ドルの小切手が届いた。公民権運動がなければ今の日系人はなかったという。先に補償が実現した日系人の経験を黒人の補償に向けて生かしたいとするタマキさん。マイノリティの団体に黒人への補償を後押しするよう協力を求めている。

他にもこんな番組で紹介されています…

2023年10月3日放送 6:30 - 7:00 NHK総合
NHKニュース おはよう日本(ニュース)
アメリカ・西海岸周辺で行われている黒人差別撤廃を求める動き。カリフォルニア州の特別委員会では黒人委員の中に一人だけ日経弁護士のドナルド・タマキさんが所属している。日系人が所属した背景には黒人とのかかわりがあり、真珠湾攻撃があった時代、日系人は適正外国人だとされ、大統領令による強制収用などが行われた。時代と共に、日系人の補償を求める動きが高まり、黒人の公民権運[…続きを読む]

© 2009-2024 WireAction, Inc. All Rights Reserved.