旅客機の事故は各地で起きている。今年1月、米レーガン・ナショナル空港近くで、アメリカン航空の旅客機と陸軍ヘリコプターが空中で衝突し川に墜落。67人が死亡した。去年12月には韓国南西部のムアン空港で、チェジュ航空の旅客機が胴体着陸したあとにコンクリートの構造物に衝突して炎上。179人が死亡した。日本では去年1月、羽田空港で海上保安庁の航空機と日本航空の旅客機が衝突して炎上。保安官5人が死亡、1人が大けがを負った。きょう墜落したのは、エア・インディアのアーメダバード発・英ガトウィック行き171便、ボーイング787型機だった。エア・インディアによると、乗客・乗員242名が搭乗していたとのこと。これまでのところ、日本国籍の乗客は含まれていない。現地からの映像では墜落した現場は市街地で、激しく黒煙が上がっている。墜落に関してエア・インディアはSNSに、「171便がインシデントに巻き込まれた。現在のところ詳しい状況は調整中」と投稿している。また、インドのモディ首相は自身のSNSに「アーメダバーグでの悲劇にがく然とし、言葉では言い表せないほど心を痛めている・私の思いは被害に遭った全ての人々とともにある」と投稿。その上で、「被害に遭った人々の支援にあたっている。閣僚や関係当局と連絡を取り合っている」としている。