イタリア・ローマにある名所「トレビの泉」は、1762年に完成したバロック様式の大きな噴水で、泉に背を向けてコインを投げれば願いがかなうという世界的に有名な観光スポットだ。しかしトレビの泉は、先月から日本円でおよそ5000万円をかけて、メンテナンス工事を始めた。そのため、現在は水が抜かれて、中が空っぽの状態で、コイン投げ入れも禁止されている。そんな中、ローマ市はコイン投げを楽しみにやってきた観光客のために、仮説プールを設置した。工事は来年までには完了する見通しだ。海外メディアは今後、泉に近づく観光客からおよそ300円の入場料を徴収する可能性があると報じている。