大きな鳴き声とともに、空を舞う集団。その正体は、野生のインコ。近年、東京などで、インコが大量に目撃されている。今年9月、SNSに投稿されたのは、東京都中野区の住宅街にある、電柱に止まっていたインコの写真。この投稿に対し、多くのコメントが寄せられた。専門家は、「東京都内にいるのは、ほぼワカケホンセイインコのみ。」原産国は、インドやパキスタンの外来種、ワカケホンセイインコ。全長約40cm。セキセイインコと比べても、その大きさは一目瞭然。西田氏によると、1970年ごろ、ペット用に輸入した個体が逃げ出し、野生化。その数は年々増加し、去年の調査では、東京近郊で4500羽以上生息していることを確認。神奈川県川崎市にある公園。夜、木に止まっていたのは大量のインコ。翌朝、同じ場所に行ってみると、静かに寝ているよう。強風が吹いてもお構いなし。ところが30分後、木から一斉に飛び立ったインコの大群。大きな鳴き声とともに、住宅街の上を駆け抜けていく。特に、朝と夕方は集団で行動するという。過去には、子どもたちが使う公園の遊具に、びっしりとフンが付き、遊べなくなったことも。またこの時期は食欲も旺盛で、柿を食べる姿も目撃されている。さらにインコの生態をめぐって、ある不可解な現象が。元々は全国で確認されていたが、現在は、東京近郊限定で繁殖し続けている。
