ベラルーシのルカシェンコ大統領によると、ワグネルによる反乱が起きた24日朝、対応を協議した際に、プーチン大統領が「プリゴジン氏が電話にも出ない」と述べ、武力による解決を急ごうとしたという。また、プリゴジンしの交渉では、最初は罵り合いとなり、「モスクワに向かえば虫けらのように潰される」などと警告したという。その一方で、ベラルーシに連れていき、完全な安全を保証すると述べ、事態を収束したという。27日、プーチン大統領は、ワグネルが国費で運営されており、1年間で約1450億円かかっていたことを明らかにした。さらに、プリゴジン氏が、軍への食料品納入などで、約1350億円を受け取っていたと明らかにし、「何も盗んでないことを祈る」と話した。ロイター通信によると、プーチン大統領は、ワグネルとプリゴジン氏に支払われた金について調査する意向を示したという。