ワグネル創設者プリゴジン氏は極少数が参列する中でサンクトペテルブルクの墓地に埋葬された。権力側は葬儀が大きな追悼の動きに広がることを警戒したとの見方もあるがここまでの秘密の葬儀は権力側も想定していなかったと思われる。墜落死した別のワグネル幹部の埋葬は別の墓地でそれなりの参列者を集めて行われた。極秘に行われた理由について静かに故人と別れたいという家族の願いだとワグネル側は説明している。墓には詩人・ブロツキーの詩が掲げられている。ひっそりと埋葬することで権力に圧殺された正義の人だったというイメージを広める意図がある可能性もある。