NHKが各国の政府発表などをまとめたところ、ロシア軍の外国人の数は少なくとも25の国や地域から約3000人に上ることがわかった。国や地域別ではシリアが最も多く約2000人。ロシア側で戦う外国の中には、ロシアの刑務所に居た際、民間軍事会社に誘われる形で戦闘に参加したり、高額な報酬で勧誘されたケースも明らかとなっている。ジャーナリストのオバジ氏によると、これまでに戻ってきた人はほとんどおらず、どうなったかは分かっていない。プーチン大統領はロシア軍などと1年間契約した外国人とその家族のロシア国籍の申請手続きを簡素化すると発表していて、外国人を雇うことで不足した兵力を補う狙いがあると見られる。