米国のトランプ大統領は16日、首都ワシントンに向かう大統領専用機の機内で記者団の取材に応じ、ウクライナ情勢を巡る停戦に向けたロシアとの協議について言及し、18日にロシアのプーチン大統領と対話する予定だと明らかにした。対話では、米国が提案する30日間の停戦案についてロシアにも受け入れを求めるものとみられる。またトランプ大統領は「プーチン大統領からどのような譲歩を引き出すのか」と記者から問われ、「領土について話すだろう。土地の多くが戦争前と比べて大きく変わっている。発電所についても話す。われわれは多くのことをすでにウクライナとロシアの双方と話し合っている。特定の資産を分けることについてだ」と述べた。