日本時間の昨日、ワシントンで2回目の日米交渉に臨んだ赤澤経済再生担当大臣。アメリカのベッセント財務長官らに対し、一連の措置の見直しを改めて強く求めた。次回の閣僚交渉を今月中旬以降に実施するため、日程調整を進めることで一致した。交渉の後、赤澤経済再生担当大臣は、率直かつ建設的な議論を行い前進することが出来た、などと述べた。電話で報告を受けた石破首相は、一致点を見いだせる状況には今のところなっていない、しかし非常に前向きな建設的な議論だったと報告を受けていると語った。政府は、交渉が長期化すれば自動車をはじめとした国内産業への影響も大きくなることから、事務レベル協議で歩み寄れる分野を洗い出し、早期に双方の国益に沿う形での首脳間合意を目指したい考え。