ウクライナ侵攻後初となる米露首脳会談が日本時間おととい早朝に行われた。焦点だった停戦合意には至らず、具体的な内容も示されなかった。会談ではプーチン氏がウクライナ東部のドネツク州・ルハンスク州の譲渡を要求。代わりに南部のヘルソン州・ザポリージャ州の戦線を凍結する意向だと示したという。会談後、トランプ氏はウクライナ・ゼレンスキー大統領やヨーロッパの首脳らに提案を受け入れるよう促した。また、トランプ氏は会談翌日の16日、SNSに「戦争を終わらせる最善の方法は単なる停戦ではなく、和平協定に直接進むことだと全員が判断した」と投稿している。ゼレンスキー氏とトランプ氏は18日に米・ワシントンで会談予定。