アメリカ連邦議会上院はFRBのクグラー理事の後任にCEAミラン院長を充てる人事を賛成多数で承認した。ミラン氏は16日から開催予定のFRBの金融政策を決める会合に出席する見通しでトランプ氏の持論に沿って大幅利下げを求める可能性がある。一方トランプ氏によるFRBクック理事への解任通告をめぐり控訴裁判所は一時差し止めた一審の判決を支持する判断を下しクック氏も会合に出席できる可能性が高くなった。FRBは16~17日の2日間の会合で政策金利の0.25%引き下げを決める見通しだがトランプ氏は0.5%を超える大幅利下げを求めパウエル議長に繰り返し圧力を掛けている。
			
