トランプ大統領が10日に署名したのは、アメリカが輸入するすべての鉄鋼とアルミニウム製品に25%の追加関税を課す大統領令。トランプ氏は、これまで導入されていた関税の例外処置は廃止するとも話していて、日本の製品も追加関税の対象になるとみられる。トランプ氏は、国内の鉄鋼業を関税により復活させるとしていて、「他国から来るものは必要ない」と強調。他国が報告措置をとっても「気にしない」と話した。また、日本製鉄によるUSスチールの買収計画を巡って、トランプ大統領は、買収は認めないものの投資なら認めるとの考えを示し、今週日本製鉄幹部と協議すると明らかにした。