コメ価格の高騰や供給の不安定さを背景に、外食大手がコメ生産に乗り出す。居酒屋や宅食事業を展開するワタミの子会社「ワタミファーム」は、千葉県香取市などと連携しコメ生産に本格参入する。背景にあるのは「令和のコメ騒動」で表面化したコメの価格高騰と供給の不安定さ。生産段階から関わることで安定調達につなげる狙いがあり、ワタミグループで年間約1200t使用するコメのうち、2027年度には半分を自社生産や契約農家からの調達で賄いたい考え。将来的には全量を調達し「ワタミ米(まい)」として輸出も検討するとしている。ワタミファーム・萩野卓馬社長は「今後のインフレや円安を仮定し、海外に日本の高品質な米を届けていきたい」と話した。さらに自治体や企業などが連携することで、水田の維持や担い手不足解消にもつなげたいとしている。
住所: 千葉県山武市横田191
