第3戦の相手のサモアは、W杯は9大会連続の出場。持ち味は、フィジカルを活かした攻撃。激しい守備で相手を圧倒する。そのサモアに対し、日本はW杯過去2大会で対戦し2連勝している。ところが、国際統括団体のワールドラグビーが代表資格ルールを改正。一定の条件を満たせば、その国にルーツを持つものは代表チームに加入できるとした。そこでサモアは、W杯優勝経験のある強豪国ニュージーランドとオーストラリアの元代表を招集。中でもフォワードにはニュージーランドのチャーリー・ファウムイナ、バックスにはオーストラリアから前回大会の司令塔クリスチャン・リアリーファノが加わった。7月に行われた日本とのテストマッチで、日本は22-24で敗れた。