古代ローマの痕跡は現在も街の至る所にある。残されている。ハギア・ソフィアの横には隠れた遺跡がある。建物地下に広がる「バシリカ・シスタン」は6世紀に建造された貯水槽でかつては8万トンの水を蓄えることが出来た。柱には逆さまになった「メドゥサ」の顔の装飾がされているものがある。イスタンブールでは大きな川がないためたくさんの貯水槽が作られた。最も近い水源は120kmも距離があり水を運ぶ技術は古代ローマから受け継いだもの。バシリカ・シスタンでは完成を急がせたためなのか各地の古い神殿から石柱の集めて作られたとされそのため柱の長さはまちまちでたかさを合わせるため彫刻も土台に使ったり、継ぎ足しをされた柱もある。貯水槽では古代ローマの技術としてレンガとモルタルで防水が施されている。