2025年1月12日放送 18:00 - 18:30 TBS

世界遺産
「鈴木亮平が巡る!トルコ千年の都」

出演者
鈴木亮平 
鈴木亮平が巡る トルコ千年の都
コーナーオープニング

本日の世界遺産はトルコ・イスタンブール歴史地区。イスラム教のイメージがあるイスタンブールであるが実は約1000年の間はキリスト教の帝都だった過去がある。今回は特別編として鈴木亮平が現地へ向かった。

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イスタンブール(トルコ)イスラム教キリスト教ビザンツ帝国
ヨーロッパとアジアにまたがる街

イスタンブール歴史地区はイスタンブールの中でもヨーロッパ側に位置する。鈴木亮平は上空から古都の輪郭を見る。アジアとヨーロッパの間にあるのがボスポラス海峡、狭いところで川幅は700mほど。歴史地区には象徴とする建物としてイスラム教のモスクのスルタン・アフメット・モスクとキリスト教の大聖堂のハギア・ソフィアが存在する。395年ローマ帝国は東西に分裂。その後西ローマ帝国が滅びると東ローマ帝国は領土を広げた。東西交易の要所となったイスタンブールでは古代ローマから受け継いだ文明が花開いた。

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アヤ・ソフィアイスタンブール(トルコ)イスラム教キリスト教スルタン・アフメットボスポラス海峡
古代ローマの痕跡

古代ローマの痕跡は現在も街の至る所にある。残されている。ハギア・ソフィアの横には隠れた遺跡がある。建物地下に広がる「バシリカ・シスタン」は6世紀に建造された貯水槽でかつては8万トンの水を蓄えることが出来た。柱には逆さまになった「メドゥサ」の顔の装飾がされているものがある。イスタンブールでは大きな川がないためたくさんの貯水槽が作られた。最も近い水源は120kmも距離があり水を運ぶ技術は古代ローマから受け継いだもの。バシリカ・シスタンでは完成を急がせたためなのか各地の古い神殿から石柱の集めて作られたとされそのため柱の長さはまちまちでたかさを合わせるため彫刻も土台に使ったり、継ぎ足しをされた柱もある。貯水槽では古代ローマの技術としてレンガとモルタルで防水が施されている。

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アヤ・ソフィアイスタンブール(トルコ)イスラム教キリスト教バシリカ・シスタンメドゥーサヴァレンス水道橋

4世紀に完成した競技場の痕跡が残されている。競技場の上には使われなくなったあとに建てられた建物が存在する。競技場は細長い形をしており帝国主催の競技が行われていた。収容人数は3万人で馬車競技が行われていたとされる。15世紀に東ローマ帝国はオスマン帝国に征服されその流れで現在の大半がイスラム教徒となっている。

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イスタンブール(トルコ)イスラム教オスマン帝国コンスタンティノープル馬車競技場ヒッポドローム東ローマ帝国
2つの文化が交わる都

イスラムとキリストの異なるの文化が交わった象徴となっているのが「ハギア・ソフィア」。およそ1500年前にキリスト教の大聖堂として建造され、東ローマ時代はキリスト教の中心地となっていた。オスマン帝国が征服した後、モスクに改修。本来イスラム教徒しか入れない1階部分を特別に許可をもらい撮影している。アラビアン文字のプレートはモスクになったあとに付けられたもので、メッカの方角にはその方向を示す「ミフラーブ」が付けられ1日5回礼拝が行われるようになった。1935年に博物館になったが2020年から再びモスクとなった。その際にある部分が白い布で隠されるようになった。2階に上がると何が隠されていたか見れる。描かれていたのは幼いイエスを抱く聖母マリアの絵など。イスラム教では偶像崇拝は禁止されており、目に触れないようにしてある。

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黄金に輝くキリスト教の聖堂

ビザンツ帝国時代の美術の傑作がカーリエ・モスクに残されている。建物内にはキリストや聖母マリアなどの生涯を描いた壁が存在する。絵はモザイク画でビザンツ美術の伝統的技術で今回特別に近づいて見せてもらった。大理石や色ガラスで作られていて中には金箔も施されており世界の富が集まったビザンツ帝国だからこそ成熟させることが出来た。オスマン帝国はここもモスクに改修し漆喰で隠し、20世紀の修復作業で壁画が発見された。そして去年再びモスクとして公開されるようにもなり、礼拝の時間には絵が隠すことができるようになった。

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(エンディング)
次回予告

世界遺産の次回予告。

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ベスコングルメ

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