イスラムとキリストの異なるの文化が交わった象徴となっているのが「ハギア・ソフィア」。およそ1500年前にキリスト教の大聖堂として建造され、東ローマ時代はキリスト教の中心地となっていた。オスマン帝国が征服した後、モスクに改修。本来イスラム教徒しか入れない1階部分を特別に許可をもらい撮影している。アラビアン文字のプレートはモスクになったあとに付けられたもので、メッカの方角にはその方向を示す「ミフラーブ」が付けられ1日5回礼拝が行われるようになった。1935年に博物館になったが2020年から再びモスクとなった。その際にある部分が白い布で隠されるようになった。2階に上がると何が隠されていたか見れる。描かれていたのは幼いイエスを抱く聖母マリアの絵など。イスラム教では偶像崇拝は禁止されており、目に触れないようにしてある。