東京・江戸川区の畑でインド料理に欠かせない野菜「メティ」が栽培されている。メティは豆科の冬野菜。えどがわメティ普及会の竹原京美代表は「日本ではほとんど栽培されていない」と説明した。区内には全国で最も多い約8000人のインド人が暮らしている。多くは2000年問題で日本のIT企業や金融機関に就職したエンジニアたち。母国を離れて暮らす人たちに、故郷の味を届けようと始まったのがメティの栽培。えどがわメティ普及会では、大学の先生と共同でメティを全国に広げようとしているという。区内のレストランでは、メティを使った料理も登場している。小松菜とメティのカレーはインド人だけでなく日本人にも人気。炒めるとほのかにカレーの香りがして、香ばしい風味とシャキシャキとした歯ごたえは餃子に混ぜても美味しいという。ヴィオレッタの浅井咲子オーナーは、ボランティアと一緒にメティを使ってお菓子作り。翌日、地元の祭りで配った。文教大学国際学部の青木洋高専任講師は「食を起点に地域の魅力発信や観光との連動につながる可能性もある」などと話した。
住所: 東京都江戸川区松島1-23-6
