落語家歴17年の林家愛染さん。その初弟子の林家愛奈さん。愛奈さんは今年3月に入門したばかりの新人。2ヶ月後に控える舞台デビュー。目下の課題は声の小ささと滑舌の悪さ。落語の稽古は、師匠と弟子2人きりで向き合って行うのが古くからの伝統。正座で痺れないようにするのも落語家の修行の1つ。17年前に入門した愛染さんも当時は同じ経験をしていたが、師匠との関係はもっと厳しいものだったという。しかし今変わらなければいけないと誓うことが。芸人としての人間をつくるというのを師匠がしてくれたと思うが、それを愛奈に強要するのは時代が違うかなと思うという。弟子を持つ師匠の中で最も若手の愛染さん。諸先輩方に失礼がないよう注意を払う。弟子との関係で意識しているのは、師匠の背中を見せるだけでなくアドバイスして導くこと。愛奈さんを弟子にした理由は、本当に覚悟があって落語が好きなんだろうなと思ったのでちゃんと育ててみようかなと思ったという。自宅でも落語漬けの愛奈さん。落語家になると決めたのは高校3年生のとき。卒業制作の舞台上で両親に決意を伝えた。元々古典芸能には興味がなかったが、愛染師匠の舞台を見て落語の虜になった。憧れの世界に飛び込み今思うことは「それなりに覚悟はしてた。そこにやりがいは感じている」等と話した。愛染さんにも悩みがあり、同じく若い弟子を育てる兄弟子の林家染左さんに相談。染左さんは「師匠の仕事は弟子の炒めに頭を下げることやと思っている」等と話した。愛奈さんの舞台デビュー当日、この日のために2人で稽古を重ねてきた。初舞台後、愛染さんは「もっと声を大きくするのを意識しないとあかん」などと成長を願っての最大限の厳しさ。代わりゆく師弟関係に上方落語協会の会長は、今の時代は昔と違い、若い噺家が成長するのが早いので師匠もうかうかしてられないという。
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URL: http://www.isshinji.or.jp/
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