昨日から始まった中国共産党の重要会議「3中全会」では、中長期的な経済政策の方針などが話し合われ、急速に進む少子高齢化への対応も議論される見通し。その背景にあるのが、中国社会で深刻化する高齢者の貧困の問題。中国では出身が都市か地方かで、基礎年金の受給額に10倍以上の差がある。中国では2035年に60歳以上の高齢者が人口のおよそ3割、4億人に達する見通しで、「3中全会」で公的年金の拡充などの道筋が示されるかが注目されている。
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