大吉は八潮市の現状について、思っていた以上に相当深刻とコメントした。埼玉県は補償を示している。住民に対しては、1世帯3万円に加え1人2万円、事業者へは一律10万円など。さらに、住民からの声を受けて県が補償を検討しているのは、車のサビや健康への影響など。件では臭いの原因のひとつ硫化水素の濃度も毎日5地点で測定してホームページで公表しているが、現場で測定している数値では硫化水素自体が健康に被害を及ぼすおそれは低いとしている。ただし、環境の変化による健康への影響など医師が因果関係があると診断すれば補償する方針。12月中に仮復旧工事が終了予定。全国下水道マップを紹介。全国特別重点調査の対象は、設置から30年以上で直径2メートル以上の下水道管。距離にすると総延長約5000キロ。更生工法といった様々な技術開発も進んでいる。下水道事業に詳しい近畿大学・浦上拓也教授は、「自治体の財政が厳しくなり下水道料金値上げの可能性も。そもそも下水道料金は自治体によって差があり、地方が高い傾向にある。地方で老朽化が進んだとき、予算が確保できるのか課題」と指摘する。私たちができることは、油や生ごみは流さない。
