東京都心のオフィスビルの空室率が低下している。オフィス仲介大手の三幸エステートによると、東京都心の先月の空室率は千代田区や新宿区など5つの区の平均で、前の月より0.12ポイント低い3.67%となり、4か月連続で前の月を下回った。空室率の低下傾向は大阪や名古屋などほかの都市でもみられ、調査を行った会社では、企業の間でコロナ禍をきっかけに広がったリモートワークを減らし、出社を促す動きが出ていることなどが背景にあるとしている。また、機能や設備が充実したオフィスを求める傾向が強まっているという。
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