山梨県警察 山岳警備安全対策隊の奇跡の救出劇の映像を紹介。2024年9月16日 午前0時33分、夫が登山に行ったきり帰ってこないとの通報が入った。分かっていることは遭難者が山梨県南部町の山のどこかにいるという情報だけ。遭難者は登山歴5年目。日帰り登山の予定だったため、軽装で入山していた。夜の山中は気温10℃以下にもなり、命の危険があった。一刻を争う事態に山梨県警察 山岳警備安全対策隊が出動。遭難者はスマホで登山アプリを使用していたことが判明。そのGPS情報から遭難した日の夕方に三石山の北斜面にいたことが分かった。隊員たちはすぐさまヘリで急行。ヘリから降下した後、山岳捜索サービス「ココヘリ」を使って遭難者を捜索。遭難者はこのサービスに加入していた。降下から3分後には遭難者を発見。遭難者は全身傷だらけだったが、意識ははっきりしていた。道に迷ううち、5m滑落。腰椎を損傷し、立ち上がれなかったという。遭難者はヘリで無事救出された。
