こっちのけんとは大学で音楽の才能が開花、アカペラで2年連続日本一に。しかし、すでにスターになっていた兄の気を使いあえてコンサルティング会社に就職。東京の自宅で倒れたこっちのけんとは双極性障害と診断された。その日から、好身さんは良い治療法を探す日々に。新さんの還暦を祝う会に衣装を着て現れて歌い出したという。それから徐々に回復していったこっちのけんとは退職、リハビリも兼ねて自宅で歌と動画作りを始めた。長男がオリジナルの曲も作れよと言い、イチから曲作りを学び制作に励んだ。「はいよろこんで」は生きづらさを感じていた過去の自分に向けた曲だった。好身さんは子育て中、3人の息子に「いってらっしゃい」の代わりに「また来てね」と言っていたという。朝から楽しい声がけをすることで1日がポジティブな気分で始められる。菅生家では夜ご飯の時に「今日良かったことを3つ言う」ルールもある。毎日家族5人でメッセージを送り合っている。