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「上原哲太郎教授」 のテレビ露出情報

世界に混乱が広がっている。コンピューターのシステム障害と見られる影響で、各国の空港や病院、テレビ局などでトラブルが発生。影響が広がった英国・ロンドンと成田空港から中継。今週から夏の行楽シーズンに入り、スーツケースを引く人たちが行き交っている。鉄道や飛行機の利用者が増える日に、システム障害が重なり、多くの人に影響が出た。駅の中の電光掲示板には、すべてのネットワークでIT障害が発生していて、列車が予告なしに運休する可能性があると表示されていて、旅行客と見られる人たちが心配そうに掲示板を見上げていた。鉄道だけでなく、一部のATMにも影響が出ていて、先ほどまで近くのATMの画面には、サービスが利用できないと表示されていた。多方面に広がった混乱の影響はしばらく続きそう。成田空港・第3ターミナルを出発するジェットスター航空などは、午後国内外へ出発する便で欠航や遅れが発生。影響は今も続いている。午後8時30分にオーストラリアへ向かう2便の欠航がアナウンスされた。土日を前に発生したシステム障害は、私たちの生活に影響を及ぼしている。大阪市此花区のテーマパーク・ユニバーサル・スタジオ・ジャパンでは、一部のレストランや土産物を販売する店でレジが使えなくなる障害が発生。会計ができない状態になった。現在は復旧しつつある。システム障害と見られる影響は世界各地でも出ている。米国では、FAA(連邦航空局)が19日「アメリカン航空、ユナイテッド航空、デルタ航空のすべての便について、いずれも通信上の問題から各地の空港からの離陸を認めない」とする通達を出した。ドイツ・ベルリンの空港は、大勢の人たちで混雑している。ドイツでは、多くの人が夏休みをとる時期に入っていた。ヨーロッパやアジアなど、世界各地の空港で飛行機の運航に支障が出た。混乱は空港だけにとどまらなかった。英国のテレビ局・スカイニュースでは、一時、放送ができない状態が続いた。薬局でも。主任薬剤師は「9割を占める電子処方箋が受け取れない」と述べた。ドイツやイスラエルなどの医療機関にも一部の手術を中止するなどの影響が出ている。影響は1週間後に開幕を控えた五輪にも。フランス・AFP通信は、組織委員会関係者の話として「大会の関係者の登録システムに障害が起きていて、必要な登録証が一時的に受け取れないなどの影響が出ている」と伝えている。ファストフード店やスーパーマーケット、銀行のATMなどでもシステム障害が発生するなど、世界中に影響が広がっている。システム障害との関係は詳しく分かっていないが、マイクロソフトのウィンドウズのパソコンでトラブルが相次いで発生。ブルースクリーンと呼ばれる画面を紹介。パソコンが勝手に再起動し、不具合が起きたときなどに現れる。トラブルが確認されているのは、いずれも米国のセキュリティー会社・クラウドストライクのセキュリティーソフト「ファルコン」を導入しているパソコンだと見られる。クラウドストライク・ジョージカーツCEOは、SNSへの投稿で「ウィンドウズのコンテンツ更新で見つかった欠陥で影響を受けている。利用者のため、対応している」と明らかにした。その上で「これはサイバー攻撃やセキュリティーの問題ではない。問題は特定され、分離され、修正プログラムが展開されている」などとしている。ウィンドウズのシステム障害について、サイバーセキュリティーに詳しい立命館大学情報理工学部・上原哲太郎教授は「原因は、セキュリティーソフトが問題点などを調べるセンサーと呼ばれるプログラムの不具合で、アップデートをきっかけにシステム障害が起きたと見られる。サイバー攻撃とは異なり、復旧や再発防止が比較的簡単なので、情報システム部門がしっかりしている企業などであれば影響は長引かないだろう」としている。マイクロソフトのホームページでは「自社のチャットやオンライン会議のシステムなどに影響が出ているとしているものの、一部のシステムでは復旧が確認されている」としている。

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